2011-09-05 12:50:23
酸蝕歯 虫歯でなくても歯が溶けるなんて
テーマ:ブログ
虫歯でないのに歯が溶ける。酸蝕歯 ご存知ですか?
虫歯や歯周病と並んで最近よくみかけるのが、酸蝕歯です。
虫歯は虫歯菌がショ糖を分解するときに出す酸が原因で起こります。
これに対して酸蝕歯は、飲食物の酸が、直接 歯を溶かしてしまいます。
それでは原因となる飲食物には、どんなものがあるのでしょう?
レモン(Ph2.1) 黒酢(Ph3.1) 梅酒(Ph2.9) ワイン(Ph3.3)
コーラ(Ph2.2) ポカリスエット(Ph3.5)
歯のエナメル質はPh5.4〜5.6より低くなると,溶けやすくなると言われています。
それでは、どうしたら酸蝕歯を予防できるのでしょうか?
1)お水 お茶を飲む
酸性度の高い飲食物を口にしたら 出来るだけ早くお口の中を中性に戻す必要があります。そのため食後すぐにお水か お茶をすすぐように飲むと効果があります。
2)食後30分後のハミガキ
酸性度の高い飲食物を口にした時 歯は酸に触れて少し軟らかくなっています。この状態ですぐ歯を磨いてしまうと 歯の表面のエナメル質に傷がついてしまいます。唾液によって軟化がおさまる30分後に 磨くのがよいとされています。
3)ドライマウスの人 スポーツ直後に注意
唾液の量が少ない時はエナメル質は酸に対してとても弱くなっています。ドライマウスの人は、できれば強い酸性飲食物は、避けたほうがいいかもしれません。